今回はiPhoneXバッテリー交換の組み立て手順を紹介していきます。バッテリー交換修理を自分で行う場合、最初に分解が必要となります。分解手順については、『修理初心者必見!iPhoneX分解手順【基礎編】』と『意外と簡単?iPhoneXバッテリー交換分解手順』で紹介していますので、まずはそちらをご覧ください。
こちらの記事では、バッテリー交換後の組み立てに関してのみ紹介していきます。
それではここから、iPhoneXバッテリー交換の組み立て手順を紹介していきます。ご自身で購入したバッテリーを両面テープにて取り付けた状態から組み立て方法を記載していきます。
尚、この時点ではバッテリーコネクタをまだ接続しないようにして下さい。(フロントパネル取付時に一緒に接続していきます。)

iPhoneXバッテリー交換組み立て手順
スピーカー等の部品を取り付ける
TAPTIC ENGINEを元の位置にセットし、コネクタを接続します。しっかりと接続する必要がありますが、あまり強く押し込み過ぎないように注意してください。

次にスピーカーを元の位置にしっかりとセットします。ネジ穴の位置が正しいか確認しながらセットして下さい。

スピーカーを接続しているコネクタを接続します。

ロジックボードと部品のコネクタを接続します。

部品を元の状態に戻し、ネジを締めていきます。
【〇4カ所はY字ドライバーを使用し、〇4カ所はプラスドライバー使用】

8つのネジを締めたら、スピーカーの接続コネクタカバーをセットし、その上から(Y字)ネジを締めます。
これで分解時に外しておいた、TAPTIC ENGINE・スピーカー・部品の全てが分解前の状態に戻りました。

新しい防水パッキンを貼る
新しい防水パッキンを貼るので、古い防水パッキンを剥がしていきます。比較的簡単に剥がれると思うので、全て綺麗に剥がしておきましょう。(フロントパネル側に防水パッキンが付着している場合は、それも綺麗に剥がしておきましょう。)

新しく購入しておいた防水パッキンを貼っていきましょう。【位置をしっかりと合わせて貼る必要があります。】
しっかりと貼れたら、青いビニールをゆっくり剥がしていきます。

フロントパネルを取り付ける
防水パッキンが貼れたら、フロントパネルを取り付けていきます。
【▭はフロントパネル接続コネクタで、▭はバッテリー接続コネクタ】
4カ所のコネクタをしっかりと接続して下さい。

分解の際に取り外しておいたコネクタカバーをセットし、(Y字)ネジを元通りに5カ所取り付けます。

フロントパネルを取り付けますが、写真のように上部からはめ込むように取り付けていきましょう。

上部がはまったら、少しずつ全体を取り付けていきます。この時、本体とフロントパネルの間にコネクタケーブルを挟んでしまわないように注意して下さい。

フロントパネルが浮いていないか、全体をよくチェックし、問題が無ければ星形ネジを取り付けます。

動作チェックとバッテリー容量チェック
動作チェックを行います。

『設定』→『バッテリー』→『バッテリーの状態』で、最大容量を確認しましょう。100%になっていれば問題ありません。
お疲れさまでした。

最後に
最後までご覧頂きありがとうございました。
バッテリー交換くらいなら自分でサクッとやってしまいたい。。という方は、試してみては如何でしょうか?但し、どんなに自身があっても、万が一の事を想定して、バックアップは必ず取っておくようにしましょう!
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